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笑っている場合ではない

 

明日は昼から富士山に向かって登山を開始します。

 

台風が奄美大島まで上陸しているので微妙です。明後日が雷雨という表記のある予報サイトも・・・。

 

富士山は森林限界を超えている為、全くのハゲヤマ。つまり雷が発生しても隠れるところがありません。更に高度的にも下から横から真上から雷が襲ってきます。

 

実は富士山で落雷で亡くなられる方も珍しくありません。

 

山そのものの難易度は超ノーマルですが、一度雷が発生すると危険度は日本一です。

 

今日いらしていた方と山の話になって「先生が山に登るのは意外ですね(関西弁)」とのこと。

 

っで、相手側の趣味を伺うと「ダイビング」だという。お忙しい社長さんなのに、海外を飛び回っていた様子。まさに別腹。

 

そこから何回か死にそうになった出来事の話になって、今年にバディを亡くされたという。

 

なんかそんな話を聞いていたら「ダイビングもやってみたいかも!」と思いました。

 

 

アレは高校生のお盆の時期、北海道の海でキャンプをしていました(北海道では砂浜にテントを設営して寝泊まりする)。まぁ今では時効なんですが、結構真面目に生きていた私は、酒を飲んでバイクに乗って、ゲロゲロの二日酔いで海に入ったところで溺れました。

 

その溺れた時に人生初めての走馬燈を見たのですが、海底で沈んでいるときに小さい頃ベッドで頭から落ちて、オデコから大出血して縫ったこと。小学生の時、大雨のときに友達と河川横で野球をやって激怒りされたこと。原チャリを盗んで警察に逮捕されそうになった事など(これ以上は自主規制)。

 

どんどんと今の自分に近づいてくる。

 

すると、そこから先の自分、つまり未来に飛んでしまう。

 

「今日、○○海岸で〇時頃、高校〇年生の・・・」とニュースの映像。するとヘリコプターからのアングルで、私のテントに友人らのバイク、溺れた場面が上空から写っている。

 

あれ?俺まだ生きているのにおかしいな・・・と気が付いて、ようやく冷静になって泳ぐ選択肢を思い浮かんだ。

 

その後、平泳ぎで陸まで戻り、砂浜で海水を吐いて、全身が死の恐怖でガタガタと震え始めました。

 

すると、砂浜の向こうから、警察が拡声器のサイレンを鳴らしてこちらにやって来る。

 

「全員砂浜へ上がりなさい!」と。

 

??

 

もしかして、私が溺れたのを見た一般の善人ぶった誰かが、警察に通報したのか!?と思い、皆でそれぞれ自宅に慌てて解散して帰ったのでした。

 

というのは、受験に影響する時期に、大量の酒にタバコにエロ本になんて見つかったら停学だ!

 

っと、脊髄反射のように迅速に反応しました。

 

無事に自宅に帰って、さわやかな風がレースのカーテンを揺らす窓際で、お気に入りのアイスクリームを食べていた時、テレビに写る夕方のニュースに「今日、○○海岸で〇時頃、高校〇年生の・・・」と、あの時と同じ映像と同じフレーズ、同じ声のニュースを読むアナウンサーの声が。

 

え?俺生きているのに・・・。

 

しかし事態は違った。

 

同じ場所で同じ時間帯に、海底に沈んだ30代の男性が溺れて亡くなられていたとのこと。

 

家族が何処を探してもいないという事で警察に連絡をしたそうだ。

 

つまり、私と同じ所でこの30代の男性のご遺体が浮遊していたことになる。

 

まぁ、そういう奇妙な出来事と共に、私は海に入ることを辞めていた。

 

っが、今日ダイビングの話を聞いて「やってみたい!」と思った。

 

今は時間が許さない現状ですが、どうにか近い将来チャレンジしてみたいと思った。

 

一度は・・いや何度か死んだ人生、実は今でも自分はこの世の中に存在しない人間なのではないかとも思ってさえ・・・・。