
皆さんは人と会った時に挨拶をして、その後どの様な話をしますか?
ちなみに私は「思いついたこと」という単純な事ですが、相手からの会話には「否定形」の話で返さないようにしています。
これは体につらい症状がある人の典型ですが、例えば「今日は思ったよりも天気が良くなりましたね?」と話しかけると「でも週末にかけて悪くなるんじゃない?」という答えが返ってくる事がよくあります。
相当な台風とか来ていない限りは、天気予報なんてあてにはなりませんからね。
どうなるかなんて分からないんだったら、良い方がいいじゃないです?
体がそうだからか、心がそうだからか、どっちが先なのかは不明です。
悪いニュースでもよくありますよね?
例えば、どこぞのお相撲さんが瓶で殴ったとか殴らないとか、全く事実関係があきらかではない内に、マスコミの第一報で「酷い」という印象を植え付けられた人は「これはとんでもない」と言わんばかりの入れ込みよう。
当事者よりも詳しいね?って思いません??
これもできればそんなことが無い方が良いはずで、確定されてもいないのに勝手に輪をかけて「酷い傷害事件」と確証を持ってしまう。
それから、どこぞの学校で、生徒さんの地毛が茶色いのに黒く染めろという事で、精神的な苦痛で訴訟を起こすという件も。
な~んにもまだ事実が分からに内に、あれやこれやと論争が巻き起こっています。
早いって!まだお互いの言い分や詳細が出そろっていない段階で、マスコミの報じたままで意見をして怒りを露にする。
無駄ですよね。
なんか人間ってそういうの好きなのかも知れませんが、一度「酷い」「残忍だ」「悪い奴だ」と決めたら、全部事実でもない事まで「悪」にでっちあげてしまう。
なんだか、こういう人は犯罪者と同様に不健康なのかも知れませんよね?
あと、ついでにですが、ニュースを見ていたら維新とかいう政党の議員さんが、他党の議員さんを「犯罪者」と名指しして批判している光景を目にしました。
文脈の主旨はあるにせよ、法治国家で働く議員さんとして、何だか適正を欠いている様に思いました。
犯罪者とは、裁判で確定してからでなければ使ってはいけない呼び方です。
上告制度もあって、刑が確定されるまでは、どの様な悪事であっても推定無罪の原則です。
あれって議員さんでしょ???
議事録に残る答弁をされる仕事をしている人があんな感じって事ですか。
何でこんなニュースを引っ張り出して来たのかというと、これも確定事項ではないが、本人がそうだと断定した事から盛り上がってしまった典型例です。
最初から剥がせないレッテルを貼る人があまりにも多くて驚きますよね。