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既存は壊す

さて、今日明日と連休の方は多いのではないでしょうか?

 

帰宅する際に表参道へ出たら、人が多くて溜息でした。ま、皆さんが喜んでおられるのであればそれはそれで良いのでしょうが、一瞬で裏道ルートに変更して帰路に。

 

私は毎年の事なのですが、年末が忙しいですので、お休みは全くありません。

 

常連さんをお断りする程の身分ではありませんのでね。

 

 

話は変わって、今日のニュースを見ていたら、下のようなものがありました。

 

 

要するに、まずこの時間に乗車する人は居ないから、ショートカットして帰ってしまっていたということ。

 

ま、気持ちはよく分かります。とくに過疎化した田舎だと、最終近いバスで態々街に出る事なんてありませんからね。お店すらやっていないですし。

 

一方で、近年は高齢者ドライバーへの風当たりも強く、運転ができなくなったらバスは必須ですよね。

 

そこで、国土交通省も赤字の路線に税金(助成金)を交付してまで存続させているわけですが。

 

 

論点としてまず、この路線バスは民間会社です。

 

そうすると、赤字路線であったならば、政府から助成金を貰っている可能性が高いと思われます。

 

すると、ショートカット運行はまずは許されません。

 

場合によっては助成金詐欺にもなり兼ねませんし、今後政府はそういった側面からも、このバス会社へ査察に入る可能性はあるでしょうね。

 

すくなくとも、少しでも不履行があった場合、以降の違う助成金も全て受理されなくなるでしょう。

 

つまり、赤字路線を助成金で維持していた民間会社ならば、自ずと廃線になってしまう可能性も。

 

最後のしわ寄せは、結局この地域の市民が負わされる形になりますか。

 

 

かれこれ3年位前に、とある地方議員さんと同じような議論を交わしたことがありました。

 

田舎でバスも廃線になって、そこに住む年寄りが買い物も行けなくなってしまったという話から。

 

スクールバスを転用したら?という案も、結局学校用のバスは文科省。市民が利用するのは国交省。つまり管轄が違うから、交付金の使途流用になってしまうため、学校用は学校用、一般市民用は一般市民用に使用目的を限る必要があるとのこと。

 

情けない。

 

ならば枠を壊して新しい発想をすれば良いという事で、次に思い付いた案は「町村単位で一般市民が簡単なライセンス取得で、タクシーみたいに手を挙げれば乗せてあげられる仕組みを作ればよい。」ということ。

 

いわゆる白タクを小さな町村単位で一定数認める。

 

勿論タクシーみたいに乗車拒否が出来ないなどの規則は抜きに、単に行く方向が同じであれば、町村内は定額で乗せてあげれるようにするわけです。

 

当然町村外についてはライセンス適用外ですからダメ。

 

次に問題になるのは、安全性の担保ですが、都心の人が考えている以上に、田舎の人って顔見知りだらけです。

 

ドライバー側も、車内にドライブレコーダーを義務化すればよい。

 

乗車実績や所得は確定申告で、乗った側も一定の控除を受けられる仕組みにする。ラジオ体操のカードみたいに、ドライバーの判子かライセンス番号の判子を押すようにさせたり。

 

そうすると、申告漏れに関しては追徴課税が一定の抑止力になりますからね。

 

議員さんにそのお話しをすると、今度はお国がまず許さないのだとか。面倒な手続きが多すぎて非現実的。それ以外にも、詐欺や犯罪の温床になる可能性もあると言われてしまいました。

 

あ、そうですか・・・。

 

ただ、何かをするのに、パーフェクトな改革なんてありませんよね?しかもそれは自治体単位ではなくて、都心も郊外も一括基準にするのが間違えだと思いますね。そういった点で、やはり道州制については私は大賛成なんですが。

 

そもそも論で、車に乗る事自体にも事故の危険性はゼロではありませんし、更に言えば年寄りが外出することすら危険性はゼロではありません。

 

いくらでも対策はあると思いますけど。

 

例えば、市役所や公務員の退職組にライセンスを発行するとか、議員歴のある人にライセンスを発行するとか。

 

それだと小さな自治体では、皆さん顔が知れていますから、予め悪いことすらできませんよ。

 

 

そこまで話しても何だか議員さんは渋い顔。

 

 

っで、その話をしてからというもの、色々な所でこの白タク案が浮上してきました。つい最近も自治体で導入検討なんて記事も出てきましたよ。

 

何だ、結局皆同じことを考えるじゃないかと。

 

ま、私のような人が提案するのと、特別な学歴や地位をお持ちの方が提案するのでは質が違うのは理解しているつもりですが。

 

 

最後はタクシー業界の反発を招くという内容のものもありましたが、だったらタクシーを田舎に多く配備しなさいって話ですよね。

 

前日予約の地域もあるくらいですから。

 

どうしていつも業界っていうものはこうなんでしょうかね。

 

そこをぶっ壊すのが政治家の仕事ってものなんだと思っていましたが。