
そりゃ一生懸命やりましたよ。わざわざ北海道から東京まできてセミナーを受けたりしたことも沢山あります。セミナー代よりも交通費の方が高いし。
一流になりたかったし、業界屈指の実力者になりたかった。
そして一時期勘違いするんです。人より少しできたり、自分に多くの顧客が付くと、近隣地域で自分がまるで一番の技術者であるかのように。
でもそこから間もなく気が付きます。
目が覚めれば自分の技術では 2/10くらいしか身体を変化させられていない事に。
自分にはそこまで才能はない。そして皆が言うほど上手くはない。
要するに凡人なんですよ。
凡人は逆立ちしても天才にはなれません。
下手な人ほど天才のステージに固執して勝負しているし、顧客が付かない人に限ってそのステージから降りようとしない。
おごりが過ぎる。
ま、天才の領域の人も、数千人に一人はおられるでしょうから、そのステージに乗っかったまま四苦八苦するのも一度は試してみるとよいでしょう。
だが、自分がそうではないと察したらな、まずそこから降りろ。
出来るならまだしも出来ないならまず降りろ。
じゃあ他の方法で天才に敵うように頑張るしかない。
その結果、私は自称シャーマンの能力を応用させて頂いている。
手法はたくさんある。
磨けば握手しただけでも治癒が起こることもある。
怖いよ~?私に呪われたら。
ってウソだけど、その逆をやれば治るっていう事です。
だから、私はシャーマニズムに特別な敬意を持っている。
世界保健機構の健康の定義に「スピリチュアル(霊性)」が明記されている意味が素晴らしく良く分かる。
頭を使えば誰でも簡単に習得できます。
私のような凡人が出来るのだから。
唯一、天才にもなれなかった人が一番信じないんです。いつまでもかじりつく。
「あなたは才能があるからそんな事が言えるんだ」と。
上から目線極まりない。何様だ。
凡人の努力をなめんな。
毎日毎日、皆がイビキをかいて寝ている間に、こっちはお手本も教えてくれる人もいないまま、ただひたすら信じてやっている。
そこまでやって、あたかも才能があるからすぐに出来たかのような結論じみたご都合主義。
だからそこから降りろって、技術勝負の高いステージから。登りたければまたいつでも登れる。
ま、目に見えるものに頼った方が、失敗したときの理由も明確化できるし、最後にはそのせいにすればいいから、結局自分が安心なだけなんだ。
心の底から人の体を変えたい。
そう渇望して振り切っちゃった人の方が全部を信じれるのかも知れない。
非物質世界を。
さてそこで一問。
あなたのいる世界にあなたは確実に存在していると言い切れるか?
見えて触れて人と会話をしているから存在していると言い切れるか?
目からの電気信号で、肌からの電気信号で、耳からの電気信号で、今自分が紛れもなく存在していると証明しきれるか?
全部ゼロにしたとき、人と人との垣根がない事に至るはず。
精神のエネルギーの出番だ。
区別し偏見しているからその重要性を後回しにし、無駄な物質社会に答えを見いだそうとする。
答えを出せるならやればいい。
ただ、出せないならどうするか。