
この頃の気温で私は十分です。
もうこれ以上寒くも暑くもならないのが理想。
っで、このポカポカ陽気の時期になったから書いてしまおうと思う。
私のオフィスの裏側にある、オープンテラスのカフェ。
ここにたまに出没する「子ネコ」を連れたオジサンのこと。
この人、下のようなバスケットの中に、生後半月くらいの子ネコを3~4匹入れ、カフェのテーブルの上に置いて座っていることがある。

っで、そこを行きかう人々が「かわいい~」とか「小っちゃ~い」とか言って、簡易撮影会と化してしまう。
人の大衆心理というのは面白くて、一人が子ネコに反応し、スマホで撮影を始めると、私も私もと言わんばかりに、あっという間に人だかりができる。
っで、さっそくLineにインスタにと・・・。
ゴメンナサイ、こういう人を馬か鹿かって言うんじゃないの?
あ、「か」を抜いて馬・鹿・でもいいんだけど。
当時このオジサンが子ネコを連れてきた時の外気温は大体10℃以下。
いくら毛を纏っているとは言え、長い時間は流石に寒い。
しかも、猫なんて生き物は、修行に近いくらい暑くても、見るからに心地よさそうにしている(たまに温度管理を誤りうなだれているが)し、きっと少しくらい毛が焦げても何とも思っていない。
それを寒い外気と隔たりや毛布もないバスケットの中で強制的に居座らせ、本人は暖かそうなダウンジャケットを着、ホットなコーヒーを飲みながらってどういう神経なのやら。
私の憶測に過ぎないが、このオジサンは、人々の反応に快楽を覚え、自己の満足の為に、いわば子ネコ達に対して虐待行為を行っていると感じるのですが。
っで、馬か鹿程度の人間だからどうぞ別の時間軸で生きていて欲しいとは思うのですが、このどこからともなく集まる民衆。
「写真を撮っていて、子ネコが寒いってことに気が付かないの?ブルブル震えている姿を見てカワイイって撮影して発信拡散ってどうかしていないか?」と思っていました。
これがまた頻繁にいるんですよ。
オジサンのワイフワークのような?
・・・やっぱり人間が群れるところでの暗黙のルール(雰囲気や流れ)は、いつも大事な所を見誤った状態になるのかな?と。
ま、つまりは鹿せんべいに群がる馬か鹿なんだと思うんだけど。
いつも私はその場を通り過ぎた後に「動物からやり直したら?」ってひとり言(声はちょっと大きめ)を言っています。
ま、大衆になればなるだけ「それって違うよね?」と言えなくなるものですが、一体どっちが平和主義なのか全く分かりません。
時代遅れの私には。