耳なりとめまい

日本全国の人口は約1億2千700万人。そのうち耳鳴りの自覚がある方は、約160万人おられるそうです。これは80人に1人が耳鳴りで悩まれているということです。

 

実はこの耳鳴り、私自身もたまに起こる現象でして、周囲環境に音がない状態でも「キ~ン」という音が聴こえてくるものです。気になり始めたらずっと耳の奥で鳴っているように思えてしまいます。おおよそ、聴覚をつかさどる神経環境によるもので、突発的に起こる「突発性難聴」や、大きな音がある環境に長時間居た事によって起こる「雑音性難聴」加齢のよって引き起こされる「老人性難聴」というものもあります。

 

めまい

 一方で、めまいは男性よりも女性の方が2割以上多く、これもまた女性を悩ませる難解な症状です。酷い場合には、目を瞑っていても地面が動いていると感じる「回転性のめまい」が多く、これに耳鳴りが合わさると、殆どの場合、病院で「メニエール病」が疑われます

 また、耳の平衡感覚を司る部分には、耳石という石があります。これが剥がれて起こるめまいを「良性突発性頭位めまい症」といいます。こちらはめまいが激しく、嘔吐を伴うこともしばしばあるようです。名前にあるように、頭の位置の変化によっておこるという特徴があり、おおよそ1分未満でおさまります。耳石が原因の場合は「エプリー法」という特殊な動きによって、耳石を三半規管から追い出すことが可能です。

 他にも、頭痛や言語障害、しびれを感じる場合には、緊急を要す脳の疾患の可能性もありますので、吐き気をともなったり、進行が感じられる場合はとくに、一度医療機関で調べてもらうと良いでしょう。

どこを施術するのか

 耳における症状は第一に耳の内部の血液循環やリンパの流れを正常化させる方法が一般的です。特に平衡感覚を司る、三半規管が収まった「側頭骨」は、頭蓋骨の中でも一番大きな可動性を有しており、全身の歪みの補正として、負担を強いられているケースが多く見られます。

 

 この側頭骨を正しい位置にバランスさせるためには、全身の歪みを一定の割合まで正す必要があります。特にめまいの中でも軽度なものは、骨盤構造をバランスさせると簡単に治る事があります。それだけ、全身と側頭骨部分との関連性は高

いという事です。