脊椎動物恒常性調律師

Vertebrate Homeostasis Tuner (V.H.T.)

・脊椎動物恒常性調律師とは

 当院は、人間のみならず、脊椎動物を一括りにして恒常性の調律を行うオフィスです。恒常性とは、生物が持つ安定回帰システムです。例えば外気が体温よりも低ければ、毛穴を閉じ、表面部分の血管を細くすることで体温放出を防ぎます(交感神経の働き)。また、それとは逆に外気が高ければ、毛穴を広げて熱を放出させて、汗腺から汗を分泌して気化現象を利用(気化熱)して体表を冷やし、血管を広げて効率的に今置かれている環境へ体を適応させようとします(副交感神経の働き)。この様に、人間はもちろん、特に脊椎動物には積極的な恒常性が備わっています。

 では、恒常性が失われた場合にはどのようなことになるのでしょうか?その答えは「生命維持が不能になる」です。実は、病気や老化も恒常機能の破綻から起こるものであって、「定められた正常状態へと体を戻せなくなった結果」と考えることができるわけです。

  脊椎動物恒常性調律師(V.H.T.)は、これに対して定められた正常状態へ戻す様にサポートするお仕事です。

・正常状態の定義

 上記の様に、我々は病気や怪我に対して何かを行うものではありません。それらは医師、または獣医師さんのお仕事であって、法的にも診断及び治療を行うこともこれらに限ります。では我々は何を行うのかというと、上記で登場した「交感神経」と「副交感神経」を正常な機能状態に戻すことです。では、この交感神経や副交感神経がどの様になったら恒常性が逸脱し、どの様になったら正常であるのかという部分について述べてゆきます。